【ヨーロッパ物流】店舗(リテーラー)への配送

ヨーロッパには中世に作られた街並みが今も残っている場所が少なくありません。街の中心には大きな教会があり、その周りに商店街やレストランが連なっています。ヨーロッパに旅行や出張で来られた方はご存知かと思いますが、石畳で観光にはとても綺麗に見えますが、とても狭く、残念ながら現代の物流にはあまり適していません。

下記にスペインのある街並みの日常の風景写真です。小さな街のように思えますが、実は10万人ほどの地方都市です。

この通りには、レストランが多く、配送の大型トラックが入ることができません。

下記写真では、箱に入った野菜をレストランのマスターと思われる人がチェックしている様子です。サプライチェーン用語では、QC(QUALITY CHECK)とか言いますが、かなり真剣な眼差しです。

さて、この野菜の入った箱はキャリーカートに載せられていて、その後配達員が別のレストランに配送しています。

この街では日常の普通の光景ですが、日本のオフィスの中ではなかなか想像ができません。もちろん、小さなもの(手で持てるもの)であれば、クーリエ業者が配送網をしっかりと持っていますので、あまり心配する必要はありませんが、大きなもの(パレット)での配達の場合は、そのようにはいきません。一部、現地の配送に精通した小型トラックが入ることができても、パレットを下ろすためのフォークリフトがありませんので、手作業になることでしょう。

チェーンストアの場合、各店舗への大型配送拠点があり、その物流倉庫への配送の場合は大型トラックでまとめての配送が可能ですが(それはそれで別のルールがある場合がほとんどですが)、ヨーロッパにはまだまだ古くからの小さな店舗が多く、これがヨーロッパのリテーラーへの配送網構築の難しい点で、コストが上がってしまう一つの原因となります。

貴社の製品や部品によっても異なりますが、物流網を構築する上で、何かの参考になれば幸いです。

 

 

 

2 Comments on 【ヨーロッパ物流】店舗(リテーラー)への配送

  1. 突然のコメント失礼します。当方、カナダにて物流を勉強しているものです。物流に関しての基本的な知識が乏しく何かわかりやすいものがないかなと思いYoutubeを見ていたところTranstadに出会いました。とてもわかりやすく、授業がわかりづらい時に幾度となく助けられておりその度にTranstadさんには感謝しています。最近は動画を挙げられていないようですが、もし面白いトピックなどあれば動画にしていただけると嬉しいです。楽しみに待っています。

    • コメント有難うございます。カナダの物流の特徴は、内陸、USA、冬の3つが大きなキーワードになるかと想像しています。また何か面白いトピックがあれば、動画にしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

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