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【ATAカルネ】欧州での上手な使い方

ここで痛車の話をするわけではありません。

ヨーロッパでの展示会への出展や、顧客が見本として試運転で機械を使う等、

“ATAカルネ”の利用がとても便利なので、そのご紹介です。

 

<ATA カルネとは>

このATAはフランス語と英語での略語が組み合わされて作られた言葉で、

日本語では、一時輸入、という意味になります。

 

また、日本では”カルネ”と略して言う人も多くいますが、カルネは”Carnet”と書き、フランス語で手帳という意味なんですね。

“物品の一時輸入のための通関手帳に関する条約”に加盟した国で、世界で80カ国程で使用ができます。

これを使うことで、一時輸入の際に支払う義務のある、輸入関税とVAT(付加価値税) の支払いが免除される、ことになります。

実は、他にもTIR Carnet 等、日本では使われていない、別のカルネが存在します。

混乱を防ぐため、外国の貿易相手とメールをやり取りする時には、必ずATA Carnet と書くようにしてください。

 

 

<ATAカルネの欧州でのメリット>

1,EU全28カ国及び、ノルウェー、スイス、ロシア、東欧諸国等、ヨーロッパのほとんどの国で利用ができる。

2, 現地での一時輸入の際に、関税やVATの担保金を取られることがない。

*ATAカルネ自体に、支払い保証書の役割があります。(申請時に担保金を支払いますので。)

3, 通関用インボイス発行が不要。

*ATAカルネは通関用インボイスの役割も担っていますが、各国の税関や通関業者より作成の指示があれば、素直に従いましょう。

4, EU内を自由に移動させることができる。

例えば、オランダで輸入し、オランダの展示会で出展し、その後、ドイツの展示会で出展し、

さらに、フランスの顧客が見本として試運転した後、フランスから日本に戻すことができる。

(また、オランダからドイツ、ドイツからフランスへの移動の際に、カルネでのそれぞれの申告は必要ありません。)

*申請時に、国名をEUとしてください。

5,予定変更への対応が可能。

例えば、2のフランスの顧客での試運転の際、もしこの顧客がその見本を買い取ることになった場合、

フランスの顧客が輸入者として、フランス税関で輸入手続きを行い、税金を払うことで輸入通関が可能。

(輸入通関の際に、Commercial Invoiceの作成が必要)

*予定の変更、用途の追加の場合には、申請した場所に追加申請が必要です。

 

<ATAカルネの利用条件やポイント>

A, 最長1年間のみ有効、期限内に返送が必要。

*期限の延長は認められていません。

B, カタログや試運転等で消耗する部品(返送が出来ないもの)等については、適用不可。

 

<詳細、申請方法>

日本の場合、一般社団法人日本商事仲裁協会 で申請ができます。

ATA条約加盟国では、それぞれの国で申請できる機関があります。

 

<ATA カルネのサンプル画像>

ATAカルネは手帳と言われるだけに、ページ数が多く、一部だけ、サンプルとして添付しておきます。

それぞれの税関のスタンプが押されますが、それが一時輸入や、

輸出等、各税関で検査をされた証拠になるわけですので、しっかりと押されているかを確認するようにしてください。

ATA Carnet 1

ATA Carnet 5

ATA Carnet 6

 

ATA Carnet 14

2 Comments on 【ATAカルネ】欧州での上手な使い方

  1. 初めまして。スイス在住です。
    例えばEU内を旅行して(音楽ツアー)
    出国はEU非加盟のスイスからはカルネ申請一冊あれば
    問題ないでしょうか?どうぞよろしくお願い致します。

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