EORI 番号の取得とEU貿易の未来

以前まで、VAT番号があれば、輸出も輸入もできたんです。

VAT番号は、会社を設立する時に、当局から割り振られる番号ですので、それを使うことで、貿易が可能でした。

ただ、VAT番号は、各国内での識別番号であって、EUとして識別はできません。

そこで、EUとしても税関当局による連絡等で簡単にしようと考えられて、事業者には、EORI = Economic Operators Registration and Identification を取得し、貿易や通関における提出が義務付けられるようになりました。(貿易を行わない事業者は特に取得義務はありません。)

例えば、オランダでのEORI番号の取得方法は以下の通りです。

EU内で識別ができますが、登録は各国の当局に郵送し、その登録証明を当局から待てばOKということになります。

私の場合、発送から入手まで、1週間もかかりませんでした。

 

0001 (1)

会社名、住所、名前、VAT番号、場所、サイン等、必要な箇所に記入し、

National Customs Helpdesk

Postbus 74 ,  7300 AB,

Apeldoorn The Netherlands

に郵送してください。

しばらくすると、当局からEORI番号が書かれたレターが届きます。

これで登録は完了です!!

 

もちろん、弊社トランスタッドと契約を結んで頂きますと、こういう手続きは、無料でさせて頂きます。

さて、想像話の余談ですが、このEORI番号は、EUで識別できるわけですので、将来的にシステムが整ってこれば、EUの一カ国でEORI番号を入手すれば、EUのどの国でも輸入ができるようになるはずです。

VAT番号は取得した国でのみ使える番号ですので、その国でしか貿易を行うことができず、EUの別の国で輸入をする場合には、税務代理人(Fiscal Representative)を立てなければいけません。

各国にとって、輸入にかかわる、関税やVAT等のとりっぱぐれがないようにすることが重要で、そのための税務代理人なんですね。

それが、EORI番号でEU内で管理ができるようになる、ということは、税務代理人制度自体が必要なくなる、ということを意味しています。

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